ユニクロを支える接客術
ユニクロ道玄坂店の藤本千秋さんは、新人時代に 「 ユニクロが目指すハイレベルのサービスってこんなものですか」 と言って、周囲を驚かせたというツワモノです。藤本さんは 「 大切なのは、聞き上手になること。話下手でも相手の意図を汲んで、的確な一言を出せれば売れます 」と考え、挨拶をすると同時に接客が必要かどうかを見極め、必要と判断したお客さんにのみ声をかけます。また、「 会話が盛り上がっているなら、服が売れようが売れまいが楽しんで帰ってもらえればいい。人が来てくれなかったら、どんなに効率のいい仕事をして無意味ですから」 と考え、接客に効率を求めないそうです。
藤本さんが他のスタッフの知恵を借りて作った 『 サービス事例集』 には、「 買い物袋を留めるテープの端を少し折り返す 」 といった小さな気遣いが織り込まれ、ユニクロ全店に広がっています
( 参考資料:プレジデント 2010年6月4日号 )
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