もてなしの心
至せり尽くせりのサービスもいいが、利用者が求めているのは基本にかかわるちょっとした気遣いだったりします。
ある旅館で部屋のカギが二つ用意されていました。一般的には、部屋を空けるときに鍵を持つのは大概、男性です。「 男の方のほうが風呂は上がるのは早いでしょ 」と言われるが、男性だって温泉の風呂なら長湯をしたはずだ。鍵が二つあれば、男性も女性も余計な気遣いは要らないというわけです。
コストパフォーマンスが重視される現在、何でも揃えるのは難しい。大切なのはキチンとポイントを押さえることではないでしょうか。利用客が我慢していることはまだまだ多いはずですから。
( 参考資料:日経MJ 2010年9月24日 )
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