吉野家の復活作戦 ② 中長期策
牛鍋丼効果で19カ月ぶりに前年同月を上回った吉野家は、客席から厨房が見える新モデル店舗の開発を進めています。狙いは従業員の労働時間の短縮で、厨房と客席の距離を縮めることで従業員の歩行数を45%減らします。実験店舗の大森西口店では総労働時間を25%削減することができました。この新モデルが稼働するならば、従来なら採算が合わずに閉店していた店の寿命を延ばすことが可能になります。デフレ、少子化で1店あたりの客数減が避けられないなか、中長期的に利益を増やせる抜本的な店舗改革に吉野家は乗り出したのです。
( 参考資料:日経MJ 2010年11月3日 )
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