強みを活かせ!
慶応大学の須藤美和教授は、「 すき家の勝因は、市場を従来の牛丼市場に限定せず、他の外食市場、さらに近年成長している中食まで含めてセグメンテーションしたことにある 」 と言います。そして、その結果として、未開拓であったファミリー層と女性客が浮かび上がり、そこにターゲットを広げ、楽しい食卓というコンセプトを提示したわけです。
では、吉野家が巻き返すにはどうしたらいいか。須藤教授は、「 自社の強みが生きる市場を括りなおすことが大事である 」 と言い、その選択肢として 『 海外出店の本格化 』 を挙げます。これなら、吉野家の強みである 『 働くオトコの胃袋を支えるこだわり 』 が活きるというわけです。
( 参考資料:プレジデント 2010年11月1日号 )
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