« データ付き書籍 | トップページ | 痛みを伝える技術 ② »

2010年11月10日 (水)

痛みを伝える技術 ①

職場で企画書を提出しても上司に無視される人は、医者に痛みを伝える技術を仕事に応用すると良いかもしれません。その技術とは、どこが、いつから、どれほど、急か徐々にか、痛みの時間という、いわゆる5Wに過去の頻度、既往症、体調の変化、家族の病歴を加えることです。

具体例を一つあげます。

「 右わき腹が1時間前から吐き気がするくらいほど激しく、急に痛くなって、今も我慢できません。さらに過去のことを言うと、1か月前も同じことがあったのですが、今日のような痛みは初めてです。最近は尿の色も濃いです。家族に同じ症状はないが、とにかく何とかして下さい」

この情報を聞いて、医者はまず胆石を疑いまずが、漠然と腹が痛いというだけでは、食中毒や狭心症、胃潰瘍と間違われてしまいます。

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2010918日 )

|

« データ付き書籍 | トップページ | 痛みを伝える技術 ② »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 痛みを伝える技術 ①:

« データ付き書籍 | トップページ | 痛みを伝える技術 ② »