絶対価格の世界 ①
ユニクロは、他社がよく似た商品をいくら売っているかなんて、全く気にしていない。彼らが重要と考えるのは、顧客のニーズを確実に見通し、求められる品質や機能に見合った適正価格を打ち出すことなのです。
成熟した市場では、新しい市場では新しい価値を提供し、それに基づいた適正な根付けをした一番乗りの企業しか、消費者は評価しなくなっています。つまり、ライバルを横にらみしながら、相対的に値付けを許された時代は過ぎ去り、消費者と一対一で向き合って決める絶対価格の時代へと大きく変わったのです。そして、ユニクロはそんな時代を戦い抜く術を知っている企業体なのです。
( 参考資料:日経トップリーダー 2010年10月号 )
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