平日の夜の集客
平日の夜の集客に悩む飲食店が増えています。
吞み会の回数は減っても、食事の回数を減らす人はいません。となると、外食に頼る20~30代の男性は依然とした平日の夜の有望なターゲットです。
富山県の洋食店『レストラン&珈琲ジェノバ』は昨年4月に600冊超のマンガ本を店内に置きました。すると、減収が止まり、翌月5月には前年同月比で5%のプラスになりました。食事をしながらマンガを読みたいという20~40代の男性客を獲得できたのです。
大手外食チェーンはマンガを揃えていないので差別化を図れ、それが集客に結び付いたのです。つまり、ファミレスと同価格で食事ができて、かつマンガも読めるという付加価値が加わり、強力な来店動機を生み出したというわけです。
また、読みながら食べやすいようにハンバーグなどを予め切って提供したり、味付けを濃くするなどの細かな工夫も凝らしています。
( 参考資料:日経MJ 2011年5月27日 )
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