好調店の秘密は絆
日経レストランの調査によると、震災後に以前より売上が増えた外食店の理由として「 接客サービスの強化 」 「 常連のお客さんが気にして頻繁に来てくれるようになった 」 が上位となりました。また、客単価別に見ると、4,000円以上の店は4,000円未満の低価格店と比べて、売上高DIのマイナス幅が小さい、66㎡未満の店は大型店よりマイナス幅が小さいという調査結果が出ています。これは高価格帯店、小規模店の固定客の割合の高さが影響していると思われます。さらに、震災以降、自分とかかわる人との絆を再確認したいという心理が消費者の間に広まったことが、物理的距離の近くコミュニケーションのしやすい小型店の利用を促しているようです。
調査から、店を知ってもらおう、お客さんとの意思疎通を深めようといった努力が有効であることが読み取れますが、となると接客のみならず、ブログやツイッターなどで積極的にお客さんに近づく接近戦が、外食低迷次代を勝つ抜く有効策になりそうです。
( 参考資料:日経MJ 2011年8月12日 )
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