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2011年8月 7日 (日)

原価で盛り上がれ

渋谷の 「 Bar Olim 宇田川 」 、五反田の 「 原価BAR 」 といったチャージを支払えば、アルコールやツマミは全て原価という料金体系を導入したバーが都内に相次いで登場しています。こうしたバーは料金設定が分かりやすく、杯を重ねても会計時に青ざめずに済むという安心感から話題を呼び、連日賑わいを見せています。

外食店のメニューは多くの場合、価格の3分の1が原価となるように設定され、残りの3分の2が粗利益となります。バーの客単価を3,0004,00円とすると単純計算で粗利益は2,0002,600円となるのですが、このビジネスモデルは粗利益分をあらかじめチャージで確保すれば家賃や人件費はカバーでき、利益は出るという仕組みです。加えて、価格への安心感から顧客の満足度は向上し、口コミで客数も安定して増えることになるのです。

( 参考資料:日経MJ 201183日 )

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