安全と応援の狭間
5月4日の日経MJに村山らむねさんのコラムが載っていましたが、その一部を下記に抜粋します。
「 また今回の件で大きく感じたのは男女の温度差だ。不安を感じて過剰に反応する女性と、まあ大丈夫なんじないと比較的おおらかな男性という事例が見受けられた」
「 今、母親たちは心理的に揺れているだろう。今後も安全な食品をどう判断し、調達すればいいか不安が残る。しかし、被災地への支援と、どう折り合いをつければいいのか。やはり、流通に携わる方々に、被災された生産者と真摯に対応していってもらうことが本当に重要で、消費者の安心にもつながるのだと思う。一方で母親たちも、不確定な情報に振り回されたり、安全なはずだと安易に判断を放棄したりせず、その都度正面から向き合って考えてほしい。子供の食は、日本の未来そのものなのだから。」
消費者、特に女性は安全と応援の狭間でとても苦しんでいます。これは震災から5ヶ月経った今でも変わっていません。となると、売り手はもっと買い手の不安を取り除くこと努力をしなくてはならないのです。
( 参考資料:日経MJ 2011年5月4日 )
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