新興外食に潜むワナ
最近の若い飲食店経営者は割とドライに商売を捉えている感じがあるそうです。その結果、家賃の安さや投資回収の早さに重点を置きがちで、極端な場合は、顧客満足や美味しさ、安全・安心の追求に対する話が出てこないケースもあるとか。
この雰囲気は出店による規模拡大が何よりもの目的だった10年前の外食ブームに通ずるものがあります。低コストばかりに目が行き過ぎると、店舗の老朽化が早まり、業態の寿命が短くなる可能性が高いはずです。
元来、外食ビジネスはお客さんの満足を獲得し、その対価を受け取って成り立つものです。真摯に、そして誠実さをもっとビジネスの本質と消費者の変化を受け止めるべきでしょう。
( 参考資料:日経MJ 2011年7月25日 )
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント