日次決算のススメ ③
「 どのような数字を記録すればいいか? 」 という問いに対して、天野隆先生は 「 日次決算は財務諸表の作成に必要な年次決算とは異なり、あくまで経営の現状を把握し、すぐに対策を打てるようにするためのツールです。厳密性が求められているわけではありません」 と言います。
要は、売上・粗利益・原価・営業利益・経費・客数・客単価といった項目のうち、「 社長の頭の中にある数字 」 を日次決算で記録すればいいのです。また、毎日決算と思うと、気が重くなるので、1日ごとに締めると考えるようにすれば、多少気が楽になるはずです。
さらに、固定費などは前年の実績を大まかに日割り計算しても構いません。アバウトでも実用的でありさえすればいいのが日次決算ですから。
( 参考資料:日経トップリーダー 2011年9月号 )
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