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2011年9月19日 (月)

これからのレジャーは参加・蓄積型へ

石鍋仁美さんのコラムにこんな一節がありました。

「 カネを払うから美味しいものを持って来い。もっと楽しませろ。かつての消費者は、そんな王様のような存在だった。今は違う。楽しみは一緒に作りましょう、という姿勢だ。料理を食べる楽しさは、作る料理人の喜びには勝てない。王様でしかいられないことの寂しさ、むなしさに気付いた人達をどう活かすかかが、モノ作りやサービスの正否を左右する。」

そう、この考え方を背景にして、ロケ地観光 ( いわゆる聖地巡礼) や被災地への支援ツアーに大勢の人達が参加するのです。安くて便利で快適なレジャーの流れとは異質の市場が生まれつつあるのです。

( 参考資料:日経MJ 2011829日 )

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