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2011年10月 6日 (木)

多子低齢化

津波で大きな被害を受けた宮城県石巻市北上町の大指地区は、人口180人なのに子供が50人もいる 『 多子低齢化 』 の村です。

大指はワカメの養殖で有名な地区でしたが、植え付けが秋で収穫が春のため、残りの半年は出稼ぎに出るしかありませんでした。が、勉強を重ねることでアワビ・ホタテなどの養殖で通年にわたって収入を得られるようになりました。すると、都会に出ていた息子達が嫁さんを連れて帰ってき、子供がドンドンと増えて、今や子供だらけの村になったのです。年収も十分にあるので、子供を他の家族が支えることが可能なのです。

漁業の衰退と高齢化を前提に復興計画が作られていますが、作家の山根一眞さんは、多子低齢化が可能なのだから、それは違うのでは?と疑問を投げかけます。『 大指復興アクション 』 という支援策は日本蘇生のモデルであり、明るい未来への手がかりでもあります。

( 参考資料:産経新聞 2011922日 )

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