寺島実郎氏の講演録 ③
シェールガス革命
アメリカではシェールガス開発に比重が置かれている
技術革新で大量のガスが出て、脚光を浴びている
1859年ペンシルバニアでの油田発見に昂揚感に近い雰囲気
もちろん、光だけでなく影の部分もあるが
ロンドンでもポーランドが注目されている~ ロシアとの絡み
天然ガス価格比 日:欧:米=3:2:1
※日本の価格は下がらずに固定化している
中国のシェールガス
潜在埋蔵量は世界一だが、ある場所がウィグル地区で、しかも掘削技術がない
アメリカと提携し、回収技術を導入するが、すぐに動き出せない ~ 回収に必要な水が足りない
メタンハイトレード
シェールガスに相当する潜在力を持つ天然ガス
日本の埋蔵量は相当だが、本気でやるか?が疑わしい
1バレルの価格差は何故?
アメリカのWTIが85ドルなのに、欧州の北海ブレンドは110ドルもするが、この差は何故?
為替もあるが、大きな要因はシェールガス革命
石油の需要が下に引っ張られている
今後の電気供給は? 東日本大震災前 エコの為の原子力~電力供給の5割 東日本耐震最後 電力供給の20% では、残りの30%は何で賄う? 10% スマートグリッド ~ 省エネルギー 10% 再生可能エネルギー 10% シェールガス?
アジアダイナミズム
貿易シェア
アメリカ 12%~20年前は3割だった
中国が21%で、アジア全体では30%
活性化のためにすべきこと
アジアのダイナミズムとどう向き合うか?がポイントになる
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