狭小商圏への挑戦
ドラックストアや調剤薬局の業界で一番ホットなテーマは商圏の狭小化です。この狭小商圏は小商圏と同意語ではありません。意味するところは、オーバーストアや人口減少などで対象とする来店人口が減ると同時に、交通弱者である高齢者が増えることで来店距離が短く ( 狭く ) なることを指します。
現在のドラックストアは8000人に1店舗の割合ですが、このままだと4000人に1店舗の狭小商圏時代が到来すると予想されます。そんな時代に生き残るためには、集客型から接客型への転換が必要です。大きな店を作りそこに顧客を呼び込む集客型ではなく、小売業が自ら顧客に近づいていく接客型の流通こそが重要になってきます。調剤薬局であれば、消費者にとって本当の『かかりつけ薬局』になれるかどうか?がポイントでしょう。
( 参考資料:日経MJ 2011年8月29日 )
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