若者の散歩
若者の間で散歩が広がっていると言います。
慶応や明治といった大学には、次々と散歩を楽しむサークルが登場していますが、これは思い出を共有できる散歩は呑み会とは違う楽しみがあるからです。訪問先の雰囲気や情緒に触れて面白い店を探そうとするのが今の若者の散歩であり、旅行のスタイルなのです。途中で見つけたネタで盛り上がることができる「 無理なくゆるくつながれる 」 スタイルが今の若者には会っているのでしょうね。
身近な関係や幸せを大事にするコンサマトリーという価値観が若者の間で広がっています。しかし、いつも同じだと閉塞感が出てきます。そこで、これを打ち破るために、ムリせず新しい体験をしてみようという気持ちが沸いてくるのですが、ちょっとした発見を仲間とできる散歩はまつにピッタリな行動なのです。
( 参考資料:日本経済新聞 2011年10月22日)
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