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2011年11月 6日 (日)

世襲は中小企業の王道?

日能研関東の小嶋勇会長は社長時代、60歳の正月に「65歳になったら社長を引退します」と書いた年賀状3000枚を関係者に送りました。そして、65歳になった2006年にトップの座を長男に譲り、代表権のない会長に退きました。なぜに、こんな手の込んだことをしたか?、「 それは、そうでもしないとやめられない 」 からだそうです。

引退を決めてからの5年間は、どこに行くのにも息子を連れて歩きました。その理由は「社長交代で大事なことは自分の人脈を後継者にどれだけ引き渡せる」からです。もし相手に「あれ?息子の方がいいかもしれない」と思ってもらったら、事業承継は成功したも同然です。

ただ、 「 自分の代になったら好きにやればいいんだから、オレが社長の間は逆らうな 」 と繰り返し言い聞かせたのは、企業はいつでも絶対的な意思統一が必要だからです。

( 参考資料:日経トップリーダー  201111月号 )

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