サンデル教授の特別講義
ハーバート大学のマイケル・サンデル教授が1月16日に社会保障と税というテーマで特別講義を行いました。参加者から意見を募る独特のスタイルの講演でしたが、サンデル教授は最後を次のように締め括りました。
「 社会保障と税の問題は、突き詰めればどういう社会を作りたいのか、どういう社会であって欲しいのか、ということだ。共通の利益である共通益のために、真剣に議論する必要がある。今日、出た議論は、どのような民主主義国でも取り組まなければならない課題だ。」
なるほど、確かにそうです。税金が絡むと、どうしても目先の話になりがちですが、長い目でみた国家ビジョンから考えるプロセスも必要になると思いますね。
( 参考資料:日本経済新聞 2012年1月23日 )
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