手柄は人にくれてやる
キヤノン電子の酒巻社長は、仕事に対してこう考えています。
「 仕事で成功したかったら、私欲を捨てることである。そうすれば、まわりもあいつは手柄をほしがらない。損得抜きで動く人間だ。と見てくれる。欲のない人には安心して良き仲間、協力者が集まってくる。リーダーになり、部下に厳しいことを要求しても、私心がないとわかるから、必ず理解してついてきてくれる。その分、仕事はやりやすくなるし、成功する確率も高くなる。
たとえ手柄を横取りされても、腹を立てたりせず、放っておくことだ。その手の人間はいずれ自滅すると、誰の功績か、まわりはみんな知っている。手柄は欲しい人間にくれてやればいいのである。」
なるほど、確かにそうかもしれませんね。でも、なかなかここまで割り切れませんけどね。
( 参考資料:日経産業新聞 2012年2月1日 )
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