敗北がプレゼント
今年の箱根駅伝で優勝した東洋大学は、昨年の敗北がチーム全体を強くしました。データ化できない執念、メンバーに染み込む感情力が相乗効果を発揮し、圧倒的な勝利を引き寄せました。
屈辱と栄光、出場者の激しい精神の葛藤が、夏の甲子園・正月の箱根駅伝を巨大ブランドたらしめていました。
企業も同様で、強いブランドには敗北を乗り越えた激情が渦巻いています。サントリーの伊右衛門しかり、薬局チェーンのアインファーマシーズしかり、敗北の悔しさが成功をもたらしたのです。
( 参考資料:日経MJ 2012年1月9日 )
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