« 消費税 いろいろ ③ | トップページ | 消費税 いろいろ ⑤ »

2012年3月18日 (日)

消費税 いろいろ ④

欧州での標準税率 ( 軽減税率でない税率のこと ) が高い背景には、欧州の国のサイズが小さいからとも言えます。事実、GDPでみると、日本は欧州の国が7~8つぐらい集まった規模です。一般論として、大きなサイズの国では、地方分権が必要になってきます。すると、国税と地方税の切り分けすることになりますが、地方ではどんな景気状況であっても、住民に必要な基本サービスを提供するので安定的な財源として消費税が充てられるというわけです。

この論理展開によると、 「 日本はもっと地方分権すべきで、消費税は地方に税源移譲すべきであるが、現実は消費税を生み出した財務省が頑として手放さない」 となり、 「 消費税率を社会保障目的税と言って上げ、国税として固定化を図ろうとしていることが問題である 」 という問題提起が出てくるわけです。

( 参考資料:夕刊フジ 201228日 )

|

« 消費税 いろいろ ③ | トップページ | 消費税 いろいろ ⑤ »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 消費税 いろいろ ④:

« 消費税 いろいろ ③ | トップページ | 消費税 いろいろ ⑤ »