« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012年4月

2012年4月30日 (月)

彼氏より女友達

20代女性が抱くとされる 「 楽しいのは彼氏より女友達といる時間 」 という本音が消費行動に強く投影されていると言われます。食事も買い物も旅行も、消費そのものが目的ではなく、友達との関係を維持し、深めることを大切に考えるようになってきています。結婚から出産、子育てと続く人生設計が当たり前でなくなった時代、同姓ウケが消費意欲をくすぐる要因へと浮上したのです。

( 参考資料:日経MJ 20124 30 日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月29日 (日)

シングル男子が動く

30代前半の単身男性の消費が活性化の兆しを見せています。2011年の家計調査速報では、他の世帯に比べて消費支出の伸びが突出しているのです。費用対効果を重視する彼らがお金を投じているのは、健康や見た目、交際や旅行などです。経済の低迷期に育ったシングル男子達は、仕事とオフの両面から自分を磨くための投資に励み始めています。が、こうしたシングル男子消費の胎動を意識した企業の取り組みはまだ少なく、残念ながら未だシングル女子偏重のようです。

( 参考資料:日経MJ 20124 4 日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月28日 (土)

広がるライトノベル手法

中高生の読者を狙ったライトノベルの手法が大人向けの文芸書籍にも広がっています。

ライトノベルの特徴は、①表紙や挿絵にアニメ風の絵を使う、②文庫での書き下ろし、③キャラが立った主人公によるシリーズ化などです。

イラストやキャラが小説の人気を誘う理由としては、読者の変化があります。現在の2030代は、ライトノベルのルーツとされる角川スニーカー文庫などに親しんだ人が多く、抵抗なく受け入れられるという背景があります。

また逆に、既存の作家がライトノベルの文庫から作品を発表する動きも出てきました。

日本の文庫のうち、ライトノベルは約2割をしめるようになり、その存在は無視できなくなりました。拡販が優先されるなかで、どんな資質の作家が育つのかに注目したいです。

( 参考資料:日本経済新聞 2012327日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月27日 (金)

消費者物価 0.2%上昇

総務省が427日に発表した3月の全国消費者物価指数は値動きが激しい生鮮食品を除くベースで100.0となり、前年同月比0.2%上昇しました。ガソリン価格や電気代が上昇しており、生活必需品が物価上昇をけん引する構図が続いています。

( 参考資料:日本経済新聞 20124 27 日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月26日 (木)

都内景気判断 据え置き

財務省東京財務事務所が425日に発表した201213月期の東京都内の経済情勢は、7段階で示す景気判断を 「 くもり一部晴れ 」 とし、2四半期で据え置きました。総括判断は 「 厳しい状況にあるものの、緩やかな持ち直しの動きが見られる 」 でした。

( 参考資料:日本経済新聞 2012426日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月25日 (水)

ミドリムシ飲料

東京大学発ベンチャーのユーグレナでは、ミドリムシ飲料を販売する移動式カフェの運営を20125月より目黒区自由が丘で始めます。抹茶に似た苦みが特徴のミドリムシ飲料、さてどこまで受け入れられるか?楽しみです。

( 参考資料:日本経済新聞 2012425日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月24日 (火)

お酒のカロリー

酒は低カロリーと考えがちですが、そんなことはありません。

ビール中瓶 200キロカロリー

日本酒1合 193キロカロリー

ワイン グラス2杯 176キロカロリー

食欲増進の作用もあるので、気をつけないと、すぐにカロリー過多になってしまいますよ。

( 参考資料:日本経済新聞 2012422日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月23日 (月)

シンプルだけど厳しい

生命保険の仕組みが複雑という声に応える新商品が出てきています。

日本生命が4月に発売開始した商品は申し込み・告知をすれば保険金が貰えるという分かり易さが魅力です。従来型の商品では、申し込み・告知をして初回保険料を支払わないと保険金が貰えず、分かり難いという声がありました。

しかし、この新商品はシンプルにはなりましたが、半面、保険料が滞納されると従来より簡単に保険契約が解除となり、復活もできなくなりました。

簡単なのが良いか、寛容なのが良いか …ズボラな私としては後者の方が良いかと思いますね。

( 参考資料:日本経済新聞 2012418日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月22日 (日)

景況感改善が4割

日本経済新聞社のまとめによると、関東16県の約4割の経営者が半年前に比べて、景況感が改善していると回答しました。震災後、サプライチェーンが回復し、個人消費も持ち直したためです、しかし、電気代や原油などの原材料価格の上昇が懸念材料で、景気が再び悪化するリスクを指摘する向きが75%を超えています。

( 参考資料:日本経済新聞 2012410日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月21日 (土)

1世帯の本・雑誌購入額

総務省の家計調査によると、2011年の1世帯あたりの書籍・雑誌・週刊誌の購入額合計は2010年比4.1%減の13,725円でした。スマホなど情報源が多様化し、雑誌の読者離れが加速していることが背景にありそうです。

( 参考資料:日本経済新聞 2012410日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月20日 (金)

多層型で勝つ

ユニクロ銀座店は多層型であるにも関わらず、高い回遊性を誇ります。

まず1階を巨大な玄関と位置づけ、顧客を中に誘導します。その後に大型ディスプレーや通路横の壁面展示スペースを効果的に使って、上層階で扱う商品のPRを図ります。最上階の12階に最良の商品を配置し、わざわざ行く目的地としています。そして、ハードの不便さを補うのが店員の柔軟な縦応力です。混雑時の行列を臨機応変に整理することなどで、店の回遊性と利便性を高めています。

今後の店づくりのヒントが詰まっているユニクロ銀座店、一度は行ってみたいですね。

(日経MJ2012420日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月19日 (木)

倒産 3年連続減少

東京商工リサーチが発表した2011年度の企業倒産件数は前年度比2.7%減の12,707件、負債総額15.5%減の39,906億円で、ともに3年連続での減少となりました。政府の資金繰り支援制度が効果を上げた恰好ですが、倒産の先送りを不安視する声も消えていない。

( 参考資料:日本経済新聞 2012410日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月18日 (水)

本物の技術

豊田泰光氏は技術についてこう語ります。

「 常々私は野球の技術は十人十色、1人一理論だと思っている。いろいろ学びはしても、最後は自分の体に合った自分だけの技術を身につけなければならない。名人といわれても、他人に教えられるものではないし、また教わって覚える技術は本物ではない。」

つまりは、最後は自分で悩み考えないと、本物の技術は身につかない…これは野球だけでなく、全てのことに通ずるのでしょう。

( 参考資料:日本経済新聞 201245日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月17日 (火)

花粉症の犯人

兵庫医科大学・大阪大学の研究チームが花粉症の症状の原因となる物質の一つを突き止めたと発表しました。花粉の刺激で鼻の粘膜から放出されるたんぱく質であるインターロイキン33が引き金になっています。似た役割をする物質が他に1~2種類あるとみられるので、これらの動きを抑える物質を作れば、新薬になる可能性があります。実用化は10年先と見られますが、大いに期待したいモノです。

( 参考資料:日本経済新聞 201245日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月16日 (月)

節約がアツイ

2030代の女性の間でいま節約がアツイそうです。日経WOMANのアンケートによると、節約を実践している女性のうち、72.5%が節約を楽しんでいると回答しました。この節約=我慢ではないという結果に驚きを覚えます。

この働く女性の節約の特徴は、お金を賢く使う、節約にプラスアルファの意味を見いだす…ことですが、これは稼いだお金を工夫して守ろうという意識が強いこと、震災後の節約は良いことというムードが広がっていることを表しています。つまりは、限りあるお金だからこそよく考えて最良の使い方をしようという意識が根付いてきたのです。

日頃からコツコツ節約し、自由に使えるお金を着実に貯めている節約女子の贅沢ポイントこそ、女性向け商品やサービスの商機が潜んでいるのでしょう。

( 参考資料:日経MJ 2012年4月16日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月15日 (日)

中高年を優遇します

ダイエーやイオンといった大手小売業が自社カードを使って、中高年客の優遇サービスを始めます。高齢化が進む中、中高年への手厚いサービスで囲い込みを奪う試みです。

( 参考資料:日本経済新聞 2012320日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月14日 (土)

コンビニ・カフェ

120413_144053

ローソン牛久店にあったカフェスペースです。落ち着いた感じがして、時間をつぶすのには丁度良いかな?と思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月13日 (金)

熱意が動かす

大阪市湾岸部にあったライブハウス 『 Zepp』 の移転先が難波となった理由は、南海鉄道の西尾安弘部長の熱意でした。

ソニー側の 「 なぜに難波か? 」 という問いかけに対して「 難波には商業と飲食はある。これに文化が加われば難波の価値が底上げできる。だから来て欲しい 」 と繰り返し、説明しました。この熱意が別の処に決まりかけた誘致をひっくり返したのでした。

( 参考資料:日経産業新聞 2012413 日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月12日 (木)

中古マンション 価格低迷

東京証券取引所が算出する住宅価格指数が過去最低水準に近づいています。

昨年12月の首都圏は78.31で、過去最低だった20096月の77.94に接近しているのです。同指数はリーマンショック後の2009年にいったん底を打ちましたが、東日本大震災の影響もあり、2011年春から下落しています。

( 参考資料:日本経済新聞 2012320日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月11日 (水)

40代よ、がんばれ!

40代社員に対する会社の視線が厳しくなっています。

ライフワークスの梅本郁子社長は「 社員の生産性を考えたとき、給与水準との見合いで40代にもっと働きを求めるのは当然 」 と言います。

だからこそ、「 この会社で生きていく 」 と決断したならば、自分を再活性化する努力が必要になります。『 社畜のススメ 』 の著者である藤本篤志氏は 「 40代になっても決して遅くはない。与えられた仕事を100%やりきり、結果を出しているかを確認して実践して欲しい 」 と助言します。

( 参考資料:日本経済新聞 2012319日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月10日 (火)

バナナが映すアジア経済

身近な食品であるバナナ、この輸入果実の価格はアジア景気の断面を映しています。

年間契約でフィリビン産バナナを輸入している商社によると、産地の人件費上昇に加え、原油高で化学肥料代や資材費も高くなり、契約更新のたびに輸入価格は上昇しています。小売価格は輸入・卸価格ほど変動しませんが、とはいえ輸入価格が上がればスーパー等での特売回数が減るのは間違いありません。最近では、2008年の金融危機後に輸入価格が下がって、特売が活発になりました。現在ではやや消費量がへってきましたが、年間消費量が100万トンを超える果実はミカンとバナナぐらいです。

特に国産果実の出回りが減る3月から6月にかけてはバナナの消費が伸びる季節です。この時期の特売回数の増減はアジア景気を知る一つのてがかりになりそうです。

( 参考資料:日本経済新聞 2012319日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 9日 (月)

非常時には自らで守れ

NTTデータ経営研究所の調査によると、従業員5,000人以上の企業の51%が震災時にBCP(事業継続計画)を策定済みだったのに対して、従業員99人以下の企業ではわずか9%でした。

しかし、震災は建物等の直接被害に加えて部品などのサプライチェーンの寸断、電力不足など企業経営に様々な課題を投げかけました。その結果として、首都圏の中小企業がBCPの策定や見直しに動いています。人材やコスト面でハードルは高いのですが、自治体も導入を支援しようとしています。

( 参考資料:日本経済新聞 2012317日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 8日 (日)

企業永続の条件

老舗企業は商品や事業を時間をかけてジックリ育て「のれん」の重みで消費者や取引先の信頼を得ている例が多い。しかし、経営環境が急変したときに逆風をはね返すには、スピード重視の経営改革や市場とのコミュニケーション能力が重要となります。経営リスクが増大するなか、老舗が「永続」するには、それらの力も問われ始めたことを東日本大震災を乗り越えた福島の老舗企業が教えてくれました。

( 参考資料:日本経済新聞 2012311日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 7日 (土)

割引よりサービス

会員の高齢化が進む大手フィットネスクラブで、若者の獲得に向けたサービス競争が広がっています。その特徴は、利用料金の引き下げだけでは集客に限界があると判断し、運動に気軽に参加できる環境作りを目指している点です。

ドゥミルネサンスでは室内履きのスニーカーを持参しなくてもプログラムを受講できるノンシューズフィットネスを都内に4店舗オープンしました。仕事帰りに手ぶらで立ち寄れる手軽さと素足で運動できる環境を売り込みます。

セントラルスポーツは施設外でのイベント活動を商機につなげる戦略を取ります。会員同士で交流できる機会を提供することで若者獲得を目指します。

また、若者の利用が進まないのは割高と感じる月会費にもあります。安易な割引や一律的な運営に頼らない、新たな店舗の運営モデルを構築する必要性が大いに求められるはずです。

( 参考資料:日経産業新聞 201244日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 6日 (金)

怒りが産みの親

ステーキハウス 『 けん 』 の運営会社が大盛り・低価格のパスタ店『 キッチンつばさ 』 を展開しています。

が、この新しいビジネスモデル、責任者である竹山翼さんの大いなる疑問が、その原点です。竹山さんは学生時代に「 パスタの材料費は一皿200円ぐらいなのに、1000円以上の値段で提供されること」 に怒り、加えて 「 大盛りだと100150円増しの料金を取るのは搾取である」 と感じました。

入社後、 『 けん 』 の運営に携わるなかで、「 大盛りで安いパスタ屋をやりたい」 と訴えた姿が井戸実社長の目にとまり、見事に新業態へと結実したのでした。

( 参考資料:夕刊フジ 201243日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 5日 (木)

高級腕時計が人気 ②

高級腕時計が30代の若者に人気だそうです。それはそれで良いのですが、時計は50万円ロレックスでスーツは1万円…というコーディネイトではロレックスが泣きます。

服装は全体のバランスも大事ですので、靴だけ高級品、時計だけ高級品というアンバランスな恰好をするのはどうか?と思います。自分のスーツだったら、どこまでが許容範囲を考えて時計を選ぶことをオススメします。

ちなみに私は15万円のダクホイヤーを使っていますが、今の自分にはこれが丁度良いですね。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 4日 (水)

高級腕時計が人気 ①

高級腕時計の購入が50歳前後の人たちだけでなく、30代にも広がっています。30代は貯蓄を殖やす年代ですが、良いモノを長く使うためへの消費意欲はあるようです。加えて、超円高による並行輸入品の増加や中古品が割高で買い取られていることも刺激になっているようです。

( 参考資料:日本経済新聞 201237日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 3日 (火)

返品を減らせ ③

書籍の返品が減れば、流通段階の収益効率は向上します。しかし、中小出版社が資金繰りに行き詰まる恐れがあります。売れる見込みのないままに無駄に印刷された出版物でも、発刊時には売買が生じて、一時的に出版社に収入をもたらし、資金繰りを下支えているのです。

しかし、返品が存在しない電子書籍の登場は無駄を温存する風潮に風穴を開けるのです。

( 参考資料:日経MJ 2012312日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 2日 (月)

返品を減らせ ②

日本出版販売は電子書籍普及前夜のこの機を捉えて動いています。書籍の取引と流通機構にメスを入れ、返品を抑制します。20163月期には書籍売上げの3割を買い切りとする意向を示しています。そして、書籍返品率を20114月~9月期の35%から20163月期に25%まで圧縮することを目指しています。

( 参考資料:日経MJ 2012312日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012年4月 1日 (日)

返品を減らせ ①

セブイレブンは201111月、全14,000店で8,000種類の取扱雑誌から1,300種類の売れ筋を選び、各店で1誌4冊以上を仕入始めました。売れ筋は目立つが、選定に漏れれば仕入れない場合もありえます。この手法の背景には、「 紙の雑誌の返品率は異常過ぎる。多すぎて選ぶこともできない 」 という状況を放置できないという現状があるのです。

( 参考資料:日経MJ 2012312日 )

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2011年度新車販売 2年ぶり増加

軽自動車を含む2011年度の新車販売台数が前年度の実績を2年ぶりに上回ることが確実になりました。東日本大震災による供給不足で年度前半は前年を2割下回りましたが、各社の精算が昨秋以降に回復し、販売も昨年10月以降は毎月2割以上伸びました。販売増加の最大のけん引役はハイブリッド車と軽自動車でした。

( 参考資料:日本経済新聞 2012331日)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »