割引よりサービス
会員の高齢化が進む大手フィットネスクラブで、若者の獲得に向けたサービス競争が広がっています。その特徴は、利用料金の引き下げだけでは集客に限界があると判断し、運動に気軽に参加できる環境作りを目指している点です。
ドゥミルネサンスでは室内履きのスニーカーを持参しなくてもプログラムを受講できるノンシューズフィットネスを都内に4店舗オープンしました。仕事帰りに手ぶらで立ち寄れる手軽さと素足で運動できる環境を売り込みます。
セントラルスポーツは施設外でのイベント活動を商機につなげる戦略を取ります。会員同士で交流できる機会を提供することで若者獲得を目指します。
また、若者の利用が進まないのは割高と感じる月会費にもあります。安易な割引や一律的な運営に頼らない、新たな店舗の運営モデルを構築する必要性が大いに求められるはずです。
( 参考資料:日経産業新聞 2012年4月4日 )
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