増税後をにらむイオン ②
商品やサービスに対して消費者が認める価値こそが価格になる…という考えは、今から43年前に出た中内功氏の 『 わが安売り哲学 』 で、バリュー主義と名付けられて登場しています。
だから、税率引き上げという北風が消費者に吹く時に、小売業者がとるべき行動はある意味、明確なのかもしれません。イオンは税率引き上げ後の値下げを実現するためには、取引の構造改革を加速せねばならないという危機感を持っています。だからこそ、ビール類の販売価格を巡って強い態度を見せているのでしょう。
( 参考資料:日経MJ 2012年8月6日 )
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