結果よりもロジック
著名なエコノミストがお客さんに「そろそろ相場も底打ちするころですね」と話しました。ところが相場は逆に動きました。その後、訪問した際、その人が動じることなく「この前提条件が違ったからなんです」と言うと、お客さんは怒るどころか、「そうですね、そこが違えば同然ですね」と納得したそうです。
顧客がエコノミストに期待するのは、結果のみではないのです。つまり、顧客は結果より予測の前提にあるロジックを重視しているのです。当たりハズレが交錯するマーケットで重要なのは、なぜ相場はこう動くと予測したのかというロジックなのです。結果オンリーではなく、予測が外れても、その理由を究明し、次回に活かそうとする発想は大事なのです。
( 参考資料:夕刊フジ 2012年12月6日 外資系コンサルタントのコラムより)
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