柳井正のカリスマ性 ①
ファーストリテイング 欧州・米国担当 堂前宣夫氏
「 柳井さんのリーダーとしての本分は、人を引きつけられる事業を次々と生み出し、だれが見ても良い会社、良いビジョンを作ることだと思う。それを突き詰めるためにも自らのエゴや欲を抑えていく原理原則を持っている。好き嫌いだけの人間関係で互いに近づくと、企業の規模は大きくならないし、ましてや文化の違う外国人も入ってこない」
「 柳井さんと向き合うには、会社がとういう方向に行けばいいかを自分でも考えて、議論することが大事。何も考えずに向き合うと、天の声に聞こえてしまう。疑問を持たずに言われたとおりの仕事をすると、疑問が沸いてきて分からなくなる。常に議論をしていれば、どこで自分の考え方がずれているかが分かる。今は分業が進み、かってのような議論が弱まっているかもしれない」
( 参考資料:日経産業新聞 2012年9月3日)
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント