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2013年3月 5日 (火)

か・け・ふ

伊藤忠商事の岡藤正広社長は、社内標語を考える際に、社員の心に響く表現を探し続けました。無駄な表現を削ぎ落とし、行き着いたのが「か・け・ふ」でした。「か」は稼ぐ、「け」は無駄を削る、「ふ」はリスクを減らし防ぐことを意味しますが、単純で短いメッセージだからこそ、組織の隅々に伝わり、社員も意識するようになったのでした。

発言にトコトンこだわる岡藤社長が平易な短い言葉を選ぶのは相手を思いやるからです。社外も社内も、肩書きも関係ない。現場を重視しつつ、取引先の思いと真摯に向き合った営業時代に培った信念が、その根底にあるのです。

( 参考資料:日経産業新聞 201321日)

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