円満介護 3つの秘訣
『 介護ヘルパーは見た 』 の著者である藤原るんさんは、介護で大事なのは、 「絶対に叱らない、否定しない、相手の世界に入る 」 と言います。
さっき言ったこと、やったことを忘れた場合に叱ってしまうとマイナスの感情が強くなり、かえって何度も繰り返すようになってしまいます。認知症で幻視症状がある場合には、それを否定せずに、その世界に一緒に入ってあげると、ご本人も安心してくれます。
そして、年を取ると、動作がゆっくりになるということを理解することも大切です。私達が普通と考えるスピードはお年寄りには速過ぎるのです。自分のスピードについていけないからといって、親をしかり飛ばしたりしてはいけないのです。
ゆっくり、じっくりを肝に銘じて、介護と関わることが円満の秘訣なのです。
( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 年2月22日 )
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント