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2013年4月

2013年4月30日 (火)

朝からメールを読むな

キャノン電子の酒巻久社長は「管理職は朝からメールを読むな」と言います。

理由は、上司がパソコンに向かっていると、仕事をしていると思って、部下が声をかけにくいからだそうです。

なるほど、これは確かにそうです。メールのチェックは部下が出社する前に済ませるのがベターなのですね。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 48日 )

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2013年4月29日 (月)

減益アップル 次の手は?

アップルは、201313月期は約10年ぶりの純利益が減益となりました。クックCEOの発言から今後の収益戦略である3つの道を読み解きます

① サービスで稼ぐ

我々は業界最強のエコシステムを持っている。アップストアは155カ国・地域、iTunesストアは119カ国・地域に展開している ~ サービスの収益をどこまで増やせるのか。

② 低価格でも稼ぐ

新製品は投入コストがかさむし、iPadminiのように利益率の低いモノがある。これまで驚異的な利益をあげてきたので、皆さんの期待に達していないことを認める ~ 規模を広げてコストを抑えるのは得意だが、単価の安い小型版が売れるだけでは不十分かも

③ 新興国を狙う

中国エリアの売上高は直営店を含めて88億ドル、iPadは138%増となり、過去最高の四半期だった。いま中国にある直営店は2年以内に倍増する ~ 今後も中国への依存度は高まるだろう。新興国でどのように利益を伸ばすか?に期待が集まる

( 参考資料:日経産業新聞 2013425日 )

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吉野屋 勝利の方程式

並盛りを380円から280円へと値下げした吉野屋は勝算をどう見込んでいるのでしょうか。

値下げをすると一時的に並盛りの注文比率が高まり、客単価は450円から400円にまで落ち込みます。これが9月以降の下期には415円ほどに回復して安定する。率にして8%の下落ですが、これを客数の増加で補います。

楽観シナリオは、客数の前期比3割増です。これならば客数単価の落ち込みを補って、売上が1520%増えます。反対に悲観シナリオでも客数が2割増え、売上の伸びは10%程度となります。

さて、このシナリオに死角はないのでしょうか。西洋フード・コンパスグループの幸島武社長は「一般論として、価格を下げれば客数が増えるという関係性は以前と比べて明らかに弱まっている」と分析します。そして、「前回はハンバーガーチェーンに流れた客を引き戻したが、今回は競合も店舗を大幅に増やし新規顧客の獲得は難しい」と言います。

さて、安部吉野屋の最後となる大勝負、結果はいかに…

( 参考資料:日経MJ 2013 426日 )

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2013年4月28日 (日)

7つの名を持つ男の情報力 ②

6つのペンネームを持つ漫画原作者である樹林伸氏は、煮詰まった時は新聞を見るそうです。

情報を面で見て、同じ時に起こっていることの関連性を考えるのです。例えば、音楽ではクラシックが、車ではスポーツカーが流行っているとしたら、車内がすごく静かで音楽に向いたスポーツカーを作れば売れるかもしれないと想像してみます。情報は読まされてはダメ、視野を広くして、積極的に読んでいく…という樹林氏の情報収集力はサスガです。

( 参考資料:日経MJ 2013 422日 )

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2013年4月27日 (土)

7つの名を持つ男の情報力 ①

6つのペンネームを持つ漫画原作者である樹林伸氏が、日頃の情報収集で重視するのは『周辺視 』だそうです。

「 今時のクリエーターは発想力が落ちている。ネットでの情報収集は、世界地図を見ないで県の地図を見ているようなものです。情報が近視眼的だから、すぐにだまされ、すぐ動き、すぐ飽きる。面白いものは作れません」という樹林氏の指摘は視野の広さの大事さを改めて感じさせてくれます。

( 参考資料:日経MJ 2013 422日 )

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2013年4月26日 (金)

良書予約

情報工場は、毎週1,000冊以上出版される書籍のなかから良質のビジネス書だけを3,000字に要約し、企業向けにメールで紹介するサービスを手がけています。現在では上場企業を中心に約100社を顧客として持ちます。20132月から個人向けにスマホでのサービスも開始し、ビジネス書の内容を1,200字程度で紹介しています。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 424日 )

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2013年4月25日 (木)

慢心している暇などない

TOTOで社内トップクラスの営業成績を誇るの西山小百合さんは、指導役だった上司の「 ライバルのLIXILにも敏腕営業担当者はたくさんいる 」という一言が忘れられないそうです。

頑張って腕を上げてもライバルはさらに先を行ってるかもしれない、慢心せず、自分しかできない真心の伝え方を常に模索する努力が西山さんの営業力を支えているのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 423日 )

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2013年4月24日 (水)

吉野屋の皮算用

吉野ホールディングスの安倍修仁会長は「418日からの値下げで当初は来客者数が約3割、売上は2割増える」と豪語します。果たして目論見通りにいきますかね?

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 425日 )

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式場選びはネットからリアルへ

最近、結婚式場を紹介する店舗の開業が相次いでいます。

儀式マーケティング機構は「ネットでは情報が多すぎて式場の選び方が分からない」という声を受けて『ウェディングPontaデスク 』を412日に新宿にオープンさせ、29箇所の施設からカップルの要望に合わせて式場を選び紹介します。

各社が式場紹介店を開業するのは、ネットの情報過多に加え、「結婚式場に直接行くと成約を促されるかもしれない」「多くの式場を見学するのは面倒」という利用者の悩みに対応するためと言われます。

ネットよりもリアル直接よりも間接…ここにビジネスの肝があったのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 423日 )

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2013年4月23日 (火)

進次郎の弱音と覚悟

小泉進次郎衆議院議員は母校の講演会で、「 陰口を言ってると分かっている人とも仲良くしたり、ストレスがたまります」と冗談めかして弱音を吐きつつも、「 自分に甘くなりそうなとき、そこで何をやるかで差が出ると思っている 」と言って、自らを奮起させたそうです。

なるほど、このメンタルの持ち方、参考になりました。

( 参考資料:夕刊フジ 2013424日 )

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タクシー利用は21%

アットホームが東京都に勤務する会社員を対象とした調査によると、月1回以上タクシーで帰宅する人は21%で、1カ月で約1万3千円使っているそうです。
1カ月あたりのタクシー利用回数は平均4・4回で、10回以上という強者がは13%もいたとか。
ちなみに、タクシー利用の理由は「飲み会で終電を逃した」が43%、「仕事で終電を逃した」が26%でした。

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2013年4月22日 (月)

部下だけでなく上司も

日本ラクビー協会の中竹竜二コーチングディレクターは指導者の心構えについて、こう語ります。

「選手に落ち着けと言うなら、コーチは常に落ち着いていないといけない。選手だけでなく、コーチの上達に目を向けると強い組織になる」「管理者は部下の成長や成功を注視しがちだが、自身はどうかも良く考えなければならない」

指導者の皆さん、経営者の皆さん、新年度を機に胸に手を当ててみてはどうですか(^-^*)

( 参考資料:日経産業新聞 2013 45日 )

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2013年4月21日 (日)

成長と成功

日本ラクビー協会の中竹竜二コーチングディレクターは「成長と成功をキチンと使い分けることが大切」と力説します。それは「人間は成長できている限り、成功の確率が高まる」という根本思想があるからです。

企業でよくあるのが「若手に任せる」と言った管理職が、仕事が進まないと自分で商談をまとめてしまうケースです。成長を掲げながら、直前で成功を追っては、長い目で若手は伸びにくく、管理職への信頼感の高まりにもつながりません。収益目標達成のために成功が欠かせないのならば、若手育成という成長は来期に回す。その整理があるかないかで組織力に大きな差が付くのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 45日 )

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2013年4月20日 (土)

決断と判断

明確な基準を示してどちらかを判断しようとしても答えが出ないが、早く決める決断こそが求められる場合があります。日本ラクビー協会の中竹竜二コーチングディレクターは「決断と判断はキチンと使い分けることが大切」と力説します。それは、指導者の仕事は殆どその実行で成り立っているからです。例えば、赤字続きの事業を打ち切るのが判断とするならば、若手の抜擢は決断。この2つを意識すれば意志決定もしやすくなり、周囲にもその理由を伝えやすいのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 45日 )

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2013年4月19日 (金)

中小企業こそチャンスあり

日本レーザーの近藤宜之社長は 「 中小企業こそ、若い人にとってチャンスが多い」 と説き、こう続けます。「 中小企業は実力主義。若くても大きな責任が与えられます。ソニーもパナソニックもシャープも元をたどれば中小企業です。これらの中小企業には世界に出て会社を成長させていくチャンスがあります。中小企業に入ったことは運がよいといえるのです」

これは中小企業サイドとしては大変にありがたい言葉です。だからこそ、中小そして零細企業は若い人の成長を手助けするために、より一層努力することが求められるのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 45日 )

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2013年4月18日 (木)

時代は変わる、サービスも変わる

ヤマダ電機は201331日より「 社員お届けサービス 」を開始しました。午後3時までに受けたネット注文なら、最寄り店のスタッフがその日のうちに店舗の在庫をもって宅配し、簡単な設置や使用方法の説明にも無料で応じるそうです。

即日どころか翌日配達も拒否していたヤマダ電機がねぇ~と思うと同時に、それだけアマゾンとの競争は厳しいことがヒシヒシと伝わってきますね。

( 参考資料:日経MJ 2013 43日 )

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2013年4月17日 (水)

YY共闘 対 アマゾン

ヤマダ電機とヨドバシカメラがアマゾンに対抗する体勢を整えています。アマゾンにはない実店舗を活用し、自社のネット通販を強化して、YY共闘でアマゾンを挟撃するような展開に歩み出しました。一方でアマゾンとの共存を模索する家電量販店もあり、対アマゾン戦略の中身が業界再編の行方を左右する可能性も出てきました。

( 参考資料:日経MJ 2013 43日 )

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2013年4月16日 (火)

ちょこっとで乾杯

紙パックのワイン、ウィスキーのミニボトルといった小容量タイプの酒を買う人が増えています。価格が手ごろで一度に飲みきれるため、酒を飲まなくなったとされる若者や量を飲めなくなったシニア世代にも人気です。持ち運びも便利で、家の中だけでなく野外などで楽しむ人も目立っています。

( 参考資料:日経MJ 2013 43日 )

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2013年4月15日 (月)

反日デモから半年

この415日で、中国での大規模な反日デモが発生してから半年が経ちます。イオングループの辻晴芳・中国本社社長によると、既存店売上については、201211月以降は前年を上回る水準まで回復し、20133月は前年比プラスとなっています。中国が重要な市場であることに変わりはなく、今後も事業を拡大していくそうです。。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年4月14日 (日)

伝え方が9割

人の心を動かすコトバの法則があり、ちょっとした言い方の違いで、ノーをイエスに変えることができるのです。

多くのトライ&エラーを繰り返した末に発見した技術を公開したのが、この『伝え方が9割 』です。丸善・丸の内本店の田中大輔さんは「 騙されたと思って読んでおいた方がいい 」とススメるので、私も読んでみますね。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年4月13日 (土)

ゴールデンゾーン ③

お客さんは店員と視線を合わせるのを嫌います。それは、自由に買い物を楽しみたいと思っているからです。

しかし、お客さんの視線にはビジネスチャンスが眠っています。何を探しているのか?を意識して、探している商品をゴールデンゾーンに陳列すれば、それだけ視認率は高まります。

照明等で視線を誘導する方法もあります。店内を薄暗くし、売り込み商品にスポットライトを当てることで手を伸ばしやすくできるのです。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年4月12日 (金)

ゴールデンゾーン ②

ゴールデンゾーンには、どのような商品を置いたら良いのでしょうか?

多くは新商品や売上上位商品を並べるケースが多いようです。そのほか、自店しかない差異化商品、季節商品、購入頻度の高い商品などが該当します。

粗利益の低い目玉商品をゴールデンゾーンに置くと、利益につながらず陳列の手間ばかりかかります。チラシに掲載された目玉商品は、お客さん自らが探しても買うものなので、ゴールデンゾーンに陳列しても効果は限定的なのです。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年4月11日 (木)

ゴールデンゾーン ①

売り場にはお客さんが自然に目線を移す一等地があり、これをゴールデンゾーンと呼びます。

ゴールデンゾーンは、目線をやや下げ位置にあるため、人によって異なります。女性なら床上70120センチ、高齢者なら3080センチとなります。子供の場合は2つあり、3060センチと140170センチです。前者は子供の身長に合わせて低く設定されるパターンで、後者は大人の顔を見上げる場合に合わせて設定するパターンとなります。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年4月10日 (水)

ノーブルタイ

3年前、17歳で大関綾さんは起業しました。そして、丈が16センチと短いノーブルタイを生み出し、ファッションに関心の強い経営者に口コミで広めていきました。今春には大手紳士服チェーンでも取扱いがスタートし、2013年度は約3,000万円の売上高を見込みます。

そんな彼女の驚くべき才覚は、「クールビスで縮小傾向にあるネクタイ市場だからこそ、新規事業の可能性がある」と考えて、従来のネクタイの半分のノーブルタイを商品化したことです。その感性、実行力には脱帽しちゃいますね。

ただ、ノーブルタイを買うか?と言われたら、それはノーですね(^-^*)

( 参考資料:日経MJ 2013 325日 )

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2013年4月 9日 (火)

ターゲット・ロック・オン

作家の鈴木光司さんは成功するための秘訣をこう語ります。

「ターゲットをロックオンしたら、それをゲットするまでの道筋を文章に書いてみる。書かれた文章が論理的に筋が通っていて、意志力と努力で達成可能なものであれば、ゲットできる。他力本願と論理的矛盾が含まれていたら、ゲットできない」

なるほど、確かにそうです。

そして、こう締めくくります。

「とりあえずターゲットをロックオンすることである。未来の一点に目的を定め、その方向に向かって動き出せば、胸の内に記述する文章が、論理的整合性を持ち始める。混沌の中に一方向への流れができ、矛盾・非効率が排除され、文章が整理されていく。矛盾を放置したままでは、絶対にターゲットをゲットできないからだ」「さあ、今からでも遅くない。ひとつ、獲物を捕りに行こう」

( 参考資料:夕刊フジ 2013330日 )

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2013年4月 8日 (月)

歴史は繰り返す

イオンの岡田元也社長は 「 どこの国でも消費税率が大きく変わった際は、従来型の小売業が落ち込み、ディスカウント型が成長する 」 と語ります。事実、イオングループでザ・ビックやアコレといったディスカウント業態を育成しているのは、その危機感の現れと言われています。

( 参考資料:日経MJ 2013 48日 )

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消費増税による負担増

第一生命経済研究所の試算によると、平均的な年収500600万円の生活者の消費増税による負担増は8%で74,53910%で121,972となるそうです。

( 参考資料:日経MJ 2013 48日 )

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強い会社に必要な条件

大和証券の鈴木茂晴会長は、強い会社の必要条件を「連帯感」「信頼感」「仕事への誇り」と言います。家族的な連帯感のある会社は、社員が一生懸命働くから成長力があるのです。そして、この3つの条件を職場に築くのがリーダーの条件なのです。

だからこそ、鈴木会長は支店長に辞令を出すときは「部下の失敗をあげつらってはダメだ。支店長の役割は店の雰囲気作りだ」と訓示しているそうです。

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 322日 )

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2013年4月 7日 (日)

ケーキパック

不二家が「ランチパック」をイメージして、不二家洋菓子店の定番人気ケーキを手軽に持ち運べるワンハンドスイーツにした「ケーキパック」を発売します。過去、ペコちゃんをイメージした「ランチパック」はありましたが、反対はありませんでした。親会社が山崎製パンだからこそできた新商品ではありますが、この逆転の発想がどこまで支持されるのか?楽しみです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 328日 )

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2013年4月 6日 (土)

サービス業の機械化 ②

サービス業におけるマニュアル化は、最低限の品質を保つために必要なのであって、さらにお客さんに感動を与える対応を加えていくことが重要です。テンコーポレーションの用松靖弘社長が「外食業は人間産業」と言うように、サービスの工業化やマニュアル化によって人の部分を機械化した上で、最後は人の持つ価値をどのように加えていけるかがサービス業の成否を決めるカギだと思われます。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 328日 )

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2013年4月 5日 (金)

サービス業の機械化 ①

製造業は徹底した機械化・自動化できるので、同じメーカーのパソコンは日本中どこで買っても品質に大きな違いはありません。一方、ホテルやレストランのサービスは店や日によって品質が変動します。これは、どこか人の手が入るためで、クレームの原因となります。

1970年代セオドア・レビット教授が製造業の大量生産システムの導入でサービスの品質を安定させる「サービスの工業化」を提唱しました。これを徹底したのがマクドナルドで、今やGMやフォードと同様に世界で成功しています。天丼店『てんや』のオートフライヤーは食材ごとに適切なサイズに切りそろえ、それをベルトコンベヤーに載せ自動的に揚げます。つまり、サービスの工業化を達成しているのです。

また、もう1つ重要な戦略が、人をある意味で機械にするマニュアル化で、これはTDLが有名でしょう。従業員ごとに異なる対応するのを防ぐため、状況事に行動をマニュアル化して品質を安定させているのです。

( 参考資料:日経産業新聞 2013 328日 )

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2013年4月 4日 (木)

命懸けでは人はこない

大映のプロデューサーだった佐藤直樹氏は、平成版ガメラの制作時、社内の協力を得る際「 俺はこの仕事に命を懸けている。生きるか死ぬかだ。君も命を懸けて欲しい。協力してくれ 」血眼になって懇願しましたが、これが逆効果となり、みんなが逃げていきました。

そんな時、先輩から「 相手はサラリーマンだ。君が死ねと言ったって死なないよ。みんなに面白いと思わせないと、プロデューサーという商売は成立しないよ 」と言われて考え方を変え、楽しさを伝える誘い方をしました。その結果、ガメラは3作まで作られるヒットシリーズとなったのです。

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 45日 )

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2013年4月 3日 (水)

セブンイレブンのおにぎり

セブンイレブンで1日に売れるおにぎりは400万個だそうです。それは商品開発を徹底的にやっているからだと思いますが、最近のセブンイレブンは店としの面白さがドンドン薄れている気がしてなりません。この 『セブンイレブンのおにぎりは、なぜ1日400万個売れるのか』 は、セブンイレブンの強さの秘密を紹介する本ですが、裏返して読むと、また違ったことに気付けるかもしれません。というわけで、皆さんにオススメすると同時に自分でもしっかりと読んでみようと思っています。

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2013年4月 2日 (火)

牛丼 一斉値下げへ

2月に米国産牛肉の輸入規制が緩和されたことを受け、牛丼チェーン大手が一斉に値下げに踏み切ります。サラリーマンにとっては追い風の話ですが、デフレ脱却に動き出している現状と逆行する戦略というのはどうかな?とも思います。

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 43日 )

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2013年4月 1日 (月)

うどんもヘルシーへ

「はなまる」は健康を売り物にしたメニューの本格展開を始めます。

まずは、4月から全ての麺を植物繊維入りとし、カロリーを3割減らします。これは女性客を獲得をにらんだ戦略で、客層拡大で2013年度には既存店売上1割増を目指しています。

しかし、店の基本となる麺を全て変えてしまう…というのはリスクがあるような気もします。

女性客のことばかりを考えていると、男性客が離れる危険性もありますよ。

( 参考資料:日経MJ 2013 34日 )

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