成長と成功
日本ラクビー協会の中竹竜二コーチングディレクターは「成長と成功をキチンと使い分けることが大切」と力説します。それは「人間は成長できている限り、成功の確率が高まる」という根本思想があるからです。
企業でよくあるのが「若手に任せる」と言った管理職が、仕事が進まないと自分で商談をまとめてしまうケースです。成長を掲げながら、直前で成功を追っては、長い目で若手は伸びにくく、管理職への信頼感の高まりにもつながりません。収益目標達成のために成功が欠かせないのならば、若手育成という成長は来期に回す。その整理があるかないかで組織力に大きな差が付くのです。
( 参考資料:日経産業新聞 2013 年4月5日 )
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