« セブンイレブンのおにぎり | トップページ | サービス業の機械化 ① »

2013年4月 4日 (木)

命懸けでは人はこない

大映のプロデューサーだった佐藤直樹氏は、平成版ガメラの制作時、社内の協力を得る際「 俺はこの仕事に命を懸けている。生きるか死ぬかだ。君も命を懸けて欲しい。協力してくれ 」血眼になって懇願しましたが、これが逆効果となり、みんなが逃げていきました。

そんな時、先輩から「 相手はサラリーマンだ。君が死ねと言ったって死なないよ。みんなに面白いと思わせないと、プロデューサーという商売は成立しないよ 」と言われて考え方を変え、楽しさを伝える誘い方をしました。その結果、ガメラは3作まで作られるヒットシリーズとなったのです。

( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 45日 )

|

« セブンイレブンのおにぎり | トップページ | サービス業の機械化 ① »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 命懸けでは人はこない:

« セブンイレブンのおにぎり | トップページ | サービス業の機械化 ① »