命懸けでは人はこない
大映のプロデューサーだった佐藤直樹氏は、平成版ガメラの制作時、社内の協力を得る際「 俺はこの仕事に命を懸けている。生きるか死ぬかだ。君も命を懸けて欲しい。協力してくれ 」血眼になって懇願しましたが、これが逆効果となり、みんなが逃げていきました。
そんな時、先輩から「 相手はサラリーマンだ。君が死ねと言ったって死なないよ。みんなに面白いと思わせないと、プロデューサーという商売は成立しないよ 」と言われて考え方を変え、楽しさを伝える誘い方をしました。その結果、ガメラは3作まで作られるヒットシリーズとなったのです。
( 参考資料:日刊ゲンダイ 2013 年4月5日 )
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