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2013年7月26日 (金)

伊勢丹のシャツはなぜ高い

伊勢丹新宿本店では、1万円以上する麻の婦人シャツが売れているそうです。

商品企画の方法はユニークです。まず、接客を通じて趣味や生活様式を聞き出し、公園で子供と散歩をする若い母親という消費者像を設定します。そして、商品を細かく作り上げます。生産数が少ない分、顧客の声を細かく反映できるというわけです。

顧客は伊勢丹で買おうと決めています。だから、他商品との比較優位性を求めるのではなく、顧客の期待とひたすら向き合って品揃えを考えるのです。

つまり、自分のために作られたと感じられる服に顧客は価値を感じ、値段が高くとも納得して買うというわけです。

( 参考資料:日経MJ 2013 726日 )

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