マンション 強気の秋
不動産大手がマンションの値上げを探り始めています。今年の1~9月の首都圏マンションの平均価格は前年同期に比べて7%高くなっており、既に上がり始めています。
背景にあるのが、建設費の高騰です。コンサル会社のトータルブレインによると、建設コストは3年前に比べて3倍に上がっています。地価も底入れし、東京五輪の開催も決まったことで、今後も上昇しそうです。
ただ、マンション業界には苦い経験があります。2006~2007年の不動産ミニバブルでの強気の価格設定をしましたが、2008年のリーマンショックで需要が急減し、正常化までに5年を要しました。そのため、単純な値上げには踏み切っていないのが現状のようです。
( 参考資料:日経産業新聞 2013 年10月17日 )
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