客層分析やめます ②
ローソンは2017年11月から順次導入する新型POSレジについて、客層ボタンをなくします。
同社は共通ポイントのポンタを採用しており、ポンタの会員データのほうが客層ボタンのデータより精度が高く、ピンポイントな販促ができるのです。
ポンタ会員の売上は現在ローソン全体の5割です。カード会員情報から得られてPOSレジから得られない情報の一つがリピート需要です。特定の顧客が繰り返し高頻度で買う商品については、売り場スペースを増やして目に留まりやすくことができるのです。その成功例の一つが2012年に発売した糖質を抑えた食事パン「ブランパン」です。当初の売れ行きは冴えなかったが、リピート率は5割と、売れ筋の菓子パンの約2割を大きく上回りました。店頭で宣伝し、風味を高めたことで、2016年ドは約6000万個を売るヒット商品になったのです。
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