地域活性化のカギ

2013年9月25日 (水)

リニアは日本に不向き?

大前研一氏は 「 リニアは山の多い日本に向いていない。だから、小規模な実績を作ってから人口は多いが山が少ない国に輸出するのが良い。しかし、リニアに相応しい場所は世界的にも極めて限られる」 と言います。

そして、「 時速500キロで走行するリニアは、全長500800キロの路線に向いている。それより短い名古屋は新幹線、逆に1,000キロ以上だと飛行機の方が速い。そのため、東京からなら最適な距離は大阪であり、岡山であり、広島であろう 」 と付け加えていました。

( 参考資料:夕刊フジ 2013928日 )

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2013年7月29日 (月)

更地

知らないうちに、通り道にあった事務所が更地になっていました。

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2012年11月22日 (木)

スカイツリー開業半年

東京スカイツリーの開業から6ヶ月が過ぎました。東京ソラマチを含む来場者数は2,792万人と年間目標の6割を超えるなど好調を維持しています。来場者数の増加を受けて、周辺のホテルや旅行会社などでは、宿泊単価や年末年始の和予約が前年を上回って推移するなどレジャー消費をけん引している。

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2012年10月17日 (水)

宣伝しないのも戦略です

静岡県下田市はアニメ「夏色キセキ」の舞台となりました。

ところが下田の町には、も名所案内マップと言ったそれらしいPR素材はあまりありません。

実は宣伝しないのも戦略なのです。アニメファンは名所を自分で探すことに価値を見いだすことに配慮しているのです。あえて「ここがあの場面の…」と宣伝するより、自力で見つけてもらったほうが町への愛着が湧くのでは?ということです。

( 参考資料:日経MJ 2012711日 )

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2012年4月13日 (金)

熱意が動かす

大阪市湾岸部にあったライブハウス 『 Zepp』 の移転先が難波となった理由は、南海鉄道の西尾安弘部長の熱意でした。

ソニー側の 「 なぜに難波か? 」 という問いかけに対して「 難波には商業と飲食はある。これに文化が加われば難波の価値が底上げできる。だから来て欲しい 」 と繰り返し、説明しました。この熱意が別の処に決まりかけた誘致をひっくり返したのでした。

( 参考資料:日経産業新聞 2012413 日 )

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2012年3月 5日 (月)

経堂マラソン

東京マラソンが開催された226日、世田谷区で 「 経堂マラソン 」 なるマラソン大会が行われていました。このマラソンの特徴は、コースもスタート時間もランナー自身が決めることです。42.195キロのフルマラソンでも良し、421.95メートルのダッシュも良し。表彰式の午後6時までに着くこと、交通ルールを守って歩道を走ること、走行中に1枚以上の写真を撮ること、という一風変わったルールです。表彰も記録より記憶が基準で、最も魅力的な体験をした人が優勝となります。初対面の人達が様々な体験を共有し、一気に絆を強めた経堂マラソン。東京は裏マラソンも面白い!と思わせる大会でした。

( 参考資料:日経MJ 2012229日 )

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2012年1月13日 (金)

大前研一メルマガより

先進国には資金は集まってくるのに、高齢化と共に消費が減退し、投資ニーズもなく投資先が見当たりません。すると資金が向かう先は新興国ということになりますが、ここも投資リスクは高いため敬遠されがちです。ゆえに、資金ニーズが最もある「国」へ資金が流れ、国債が買われていくという構図が出来上がっています。これはコントロールが不能な状況であり、非常に危険です。銀行が国債を抱えて破綻したらどうなるのか?誰もが口をつぐんで見て見ぬふりをしています。

こうした状況を生んだ背景を考えると、どこの国を見ても「国民」に問題があると私は考えています。国民が政府に要求をぶつけすぎているのです。日本の場合で言えば、地方が国に依存するという形で現れていると私は見ています。

日本では全ての国会議員は広義の地方出身で、国から地元に何かを還元させることが自らの仕事だと思っています。すなわち、国会議員が主導して地方が国を破綻させる手伝いをしているわけです。当然、これを削ろうとしてもほとんどの国民は反対するでしょう。

これこそ、今の日本における中央集権の問題であり、道州制が必要となる理由です。「経済的に自立」した道州をつくり、その経済圏の中で生活できるようにならなければいけないと思います。

地方が経済的に厳しい状況だからといって国に頼り切っているばかりでは、国家破綻への道を進むだけです。何となく優しい顔をしている地元利益誘導の政治家が、一番の「破壊者」であることを国民は知るべきだと思います

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2011年10月26日 (水)

銀座が変わる?

ルミネが西武後に出店し、阪急がメンズ専門店を出すなど、銀座が活気づいています。

これらの動きに対して、ライバルとしシノギを削る三越と松屋が連携して、共通の紙袋や限定商品を作るなどして、銀座本家としての意地を見せようと、必死です。

バブル崩壊、リーマンショックで商業地としての地位が低下し続ける銀座ですが、ここにきて 様々な価格帯の店が集積するようになり、街として成熟度が増してきた とも言えます。

阪急とルミネには起爆剤としての役割が期待されています。

( 参考資料:日本経済新聞 20111026 日)

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2011年10月23日 (日)

駐車場が商店街の広告塔へ

パーク24は 「 たのしい街 」 という街起こし事業を始めています。

その仕組みは、まずパーク24が商店街から加盟店を募り、駐車場精算機の一部分を優待券等の配置場所として提供します。加盟店の所在地が分かる地図看板も併設することで、駐車場が街の広告塔になるのです。そして、加盟店は来店者に駐車サービス券を配りますが、その割引分は加盟店が負担し、ここがパーク24の収入となります。

当初は契約件数が伸びませんでしたが、広告料を取らずに駐車割引分を負担してもらうことで集客効果を実感した店舗オーナーが継続して加盟してくれるようになりました。駐車場を起点として街を活性化する「 たのしい街 」 の今後に期待したいです。

( 参考資料:日経産業新聞 20111021日 )

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2011年6月23日 (木)

地域密着電子マネー

電子マネー事業者に、地域展開の動きが目立ちます。

鳥取県米子市の信販会社が発行した 『 鬼太郎Edyカード 』はカード本体だけで1,600円かかるにも関わらず、売れ行きは良いそうです。

既にイオンは各地の観光名所をあしらったカードを発行していますが、ナナコでも長野県上田市で地域限定のデザインのカードを発行するようになりました。

飽和状態に近付きつつある今、電子マネーは、地域に密着し、確実に利用を積み上げるカードに軸が移ってくると思われます。

( 参考資料:日経MJ 2011617日 )

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