多層型で勝つ
ユニクロ銀座店は多層型であるにも関わらず、高い回遊性を誇ります。
まず1階を巨大な玄関と位置づけ、顧客を中に誘導します。その後に大型ディスプレーや通路横の壁面展示スペースを効果的に使って、上層階で扱う商品のPRを図ります。最上階の12階に最良の商品を配置し、わざわざ行く目的地としています。そして、ハードの不便さを補うのが店員の柔軟な縦応力です。混雑時の行列を臨機応変に整理することなどで、店の回遊性と利便性を高めています。
今後の店づくりのヒントが詰まっているユニクロ銀座店、一度は行ってみたいですね。
(日経MJ2012年4月20日)
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