スーパー・デパ地下

2013年10月13日 (日)

高くても売れるデバ地下 ②

東京駅周辺で働く会社員のランチ予算はおおよそ1,000円です。これが大丸東京店の弁当類が売れる理由の一つです。予算1,000円のお客さんが実際に買う気になる商品は8001,300円だと言います。だから2つで700円というデパ地下のサンドイッチは大変にお得に感じられるのです。

これに対して、コンビニを利用するお客さんの予算は500円です。となると、2個で700円のサンドイッチは選ばないのです。人が物を買うときには得と感じるポイントがあるのです。

( 参考資料:日経MJ 2013 926日 )

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2013年10月12日 (土)

高くても売れるデバ地下 ①

デバ地下の商品は高いのにどうして売れるのでしょうか?

一番の理由は場所がいいからです。何とも簡単な話ですが、正しく言うと値頃感が良いのです。つまり、相対的に安いと思わせる演出をして、それが成功しているのです。

デバ地下は、昔の百貨店の屋上にあった遊園地のようなものなのです。賑やかな雰囲気で商品を選ぶことは思い出の一つになり得るのです。

( 参考資料:日経MJ 2013 926日 )

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2013年5月31日 (金)

GRANSTA

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2013年4月15日 (月)

反日デモから半年

この415日で、中国での大規模な反日デモが発生してから半年が経ちます。イオングループの辻晴芳・中国本社社長によると、既存店売上については、201211月以降は前年を上回る水準まで回復し、20133月は前年比プラスとなっています。中国が重要な市場であることに変わりはなく、今後も事業を拡大していくそうです。。

( 参考資料:日経MJ 2013 45日 )

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2013年3月22日 (金)

テスコの強み

英テスコは5つの店舗形態を持っています。

第1が平均売場面積は6,625㎡の総合スーパー「テスコ・エクストラ 」で非食品が充実しています。第2が2786㎡の主力店「 テスコ・スーパーストア 」、第3が1,081㎡とやや小型の「 テスコ・メトロ 」です。第4として205㎡の小型店「テスコ・エクスプレス 」を都市中心部や郊外のガソリンスタンドに併設しています。全英に4タイプの店舗を張り巡らせたうえで無店舗販売の「 テスコ・ドットコム 」「テスコ・ダイレクト 」を開発しています。

重要な点は、この5つのフォーマットで商品ラインと価格の統一を図り、相互に機能を補完させていることです。だから、通常はスーパーストアやメトロ、週末はエクストラ、ちょっとした買い物はエクスプレス、宅配して貰いたいときはドットコムへ…というように立地や客層に応じて様々な店舗を展開するマルチフォーマット戦略によって、市場での占有率を引き上げ、収益性を高めています。

( 参考資料:日経MJ 2013 215日 )

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2013年3月21日 (木)

エクスプレスの可能性

米ウォルマートや仏カフール、英テスコが、エクスプレスと呼ばれる小型の食品スーパーマーケットを積極的に展開しています。これは日本ではイオンの「まいはずけっと 」、マックスバリュの「 マックスバリュエクスプレス 」に該当します。このエクスプレスストアがコンビニと違うのは、まず第一に生鮮食品やデリが充実した小型のスーパーマーケットであること、第二にマルチフォーマット戦略の中に位置付け、商品と価格の統一を図っていること、第三にコンビニよりもローコスト・オペレーションを志向していること、第四に無店舗販売との連携の可能性が高いことです。このエクスプレスストアが4つの違いを鮮明にすることが出来れば、日本でもフランチャイズ方式のコンビニと違った新しいマーケットを切り開くことができるでしょう

( 参考資料:日経MJ 2013 215日 )

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2013年3月11日 (月)

個人消費はどう変わる

小売業の再建に詳しいフロンティアマネジメントの松岡真宏代表は、個人消費の変化についてこう語っています。

「 個人消費はこの20年、それほど落ちていない。消費者のお金の使い方が変わった。通信費や医療、保険への支出が増え、従来型の必需品向けが減った。ただ、アパレルのデフレ傾向は止まるのではないか。日本はOECDの加盟店のなかで、家計消費に占める支出割合が最低水準まで落ちた。今後はデフレの影響が小さかった内食向け商品の値動きに注目している」

( 参考資料:日経MJ 2013 211日 )

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2013年3月10日 (日)

まいばすけっと VS ローソン

牛込柳町駅のすぐ近くのビルでは、1階にスーパー 『 まいばすけっと 』、2階にコンビニ『 ローソンストア100 』が営業をしています。

さて、利用者はどう使い分けているか?に注目が集まりますが、昼食時には両店をハシゴする人も目立ちます。日用品も揃えるコンビニは立ち寄り客が多く、食品中心のミニスーパーは目的買いが多くなりがちです。となると、会社帰りの消費者を取り込むにはターゲットを明確にした品揃えによる差別化が必要になってきます。

例えば、「家飲み」客を狙うなら、ワインをコンビニの3倍の30種類並べます。冷凍食品は200300目揃いますが、単身者やシニア層のニーズに重点を置いています。

実は、この近辺、私も立ち寄るのですが、利用するのは、このすぐ近くにあるセブンイレブンなんです。低価格だけが売りのまいばすけっとは遠慮したいし、2階にあるローソンは使い難いし…ということでセブンに軍配が上がるわけでした。

( 参考資料:日経MJ 2013 年1月21日 )

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2013年3月 9日 (土)

まいばすけっと

イオングループのミニスーパー『まいばすけっと』の出店が加速しています。

日常的な買い物の空白地帯を埋める狙いで首都圏に集中展開し、効率運営で低価格を実現し、主婦や単身者の支持が広がっています。

まいばすけっとは通常のコンビニより4割安い低価格が最大の武器ですが、コンビニ側からは「出店直後は客を奪われるが次第に戻る。客層や利用目的が異なるので大きな脅威ではない」との声も上がっているとか。それよりも浸食の危険性が高いのは既存の食品スーパーで、立地の良さに頼り切って価格競争力のない電鉄系や地場企業系のチェーンが厳しくなりそうです。

( 参考資料:日経MJ 2013 年1月21日 )

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2012年10月20日 (土)

スーパー変調鮮明

スーパー各社の201238月期決算は減収減益が相次ぎました。

東日本大震災後の特需の反動減を自らの力で補えなかったことに加え、6月以降は客足が鈍り、既存店売上高が落ち込む企業が目立ちました。

( 参考資料:日経MJ 20121017日 )

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