2008年8月17日 (日)

先読みビジネス天気 ① 食品スーパー

既存店スーパーの食品部門の6月売上は前年同月比2.4%増と健闘しています。

追い風となっているのは、外食を避けて家で調理して食事する内食志向です。この需要を取り込もうと、スーパー各社は一斉にPB商品の品揃えを充実させています。

また、ガソリン高を背景に、徒歩等で行ける気軽さも見直され、大型店でまとめ買いしていた消費者がシフトしています。

ただ、好調さがいつまで持続するのか読み難く、7月に入ってから買上点数が落ち込み始めるといった変化の兆しも出てきており、先行きの不透明感は強まるばかりです。

(参考資料:2008814 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年7月23日 (水)

ウナギで泣き笑い

国産ウナギは、昨年より店頭価格が2割程度高くなっており、売れ行きは昨年より1割以上減少しています。高止まりの原因は、シラスの品不足と、6月に起きた産地偽装事件と言われています。

この動きを踏まえ、一部のスーパーでは中国産ウナギを多く扱うことで価格を据え置き、好調な販売を維持しています。

(参考資料:2008723 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 5日 (木)

売れる食品スーパーの工夫 ④

消費者と直接向き合う各店舗において、『ライフ』や『サミット』のような細かい工夫を施すことが、低迷する市場で勝ち残るヒントになるのもしれません。となると…勝ち残るスーパーとなるために必要なのは、知恵なのかも?しれませんね。

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年6月 4日 (水)

売れる食品スーパーの工夫 ③

『サミット』では、商品を目立たせる工夫をしています。入口から見えるところに鮮魚売場と加工場を一体にしたブースを設置し、刺身と切り身を目立たせます。

また、クロスMDでのメニュー提案にも力を入れています。ブース内に店員を常駐させ、対面で商品の説明や加工を請け負います。さらに、ブースに液晶テレビを設置して、仕入の様子を画面で見せます。仕入担当者が市場で旬の魚を仕入れる様子を映し出すことで、買い物客の関心を惹き付けるのです。

(参考資料:2008414 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月29日 (土)

阪急メンズ館 開業1ヶ月

阪急百貨店メンズ館が梅田にオープンして1ヶ月が経ちましたが、売上高は24億円で、移転前の2.2倍となりました。

10代の若者や先端的なファッションを求める客など、あらゆる層の集客に成功し、目標数値を上回る順調な滑り出しとなりました。

(参考資料:200837 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年3月 3日 (月)

ネットスーパー急拡大

消費への逆風下、2月に入って新規利用者が従来の倍近くになったネットスーパーが出てきています。

急拡大の理由としては、クルマで買い物に行かずに済んでガソリン代を節約でき、有機栽培野菜など安全・安心の品揃えが消費者の心を掴んでいることが考えられます。

ビジネスモデルとしての模索を繰り返してきたネットスーパーですが、ここが一つの勝負処かもしれませんね。

(参考資料:2008227 フジサンケイビジネスアイ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年1月19日 (土)

セブン&アイ 6期ぶりに減益

セブン&アイホールディングスは、20082月期で営業減益の見通しとなりました。

売上高は前期比8%増の57,440億円でしたが、営業利益は2%減の2,800億円、純利益は5%減の1,270億円と振るいませんでした。全ての業態で消費減速の影響を受けましたが、特に百貨店の衣料、高額品の不振が目立ちました。さらに、今後の見通しも明るくないと言われており、小売業は厳しい時期を迎える可能性が高くなっています。

(参考資料:2008111 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

ネットスーパー 第2ステージへ

ネットスーパーで生鮮品や総菜を買う消費者が増えてきています。当初は米や飲料といった重いもの、長期保存の効くものが売れましたが、最近では鮮度の高い商品もよく出るようになっています。

しかも、ヘビーユーザーは働く女性ではなく、専業主婦です。一定額以上の購入について配送料が無料になる店も多いこともあり、実際に店に行くような感覚で利用する人が目立っています。

つまり、毎日消費するような食品の買い物でさえ、ネットで済ませたいと考えている人が増えているのです。この消費者行動の変化は、もはや無視することはできないのかもしれません。

(参考資料:20071031 日本経済新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 5日 (金)

セルフレジ活用の3原則 ③ 操作説明をシッカリと

弘前市の『カブセンター神田店』では、レジの真ん中に専任スタッフを置き、操作ミスでエラー表示が出る前に声かけをしています。お客さんのなかには、バーコードのかざし方も分からない人も多く、しかも、エラーが頻発するとセルフを避けてしまう傾向があるので、スタッフを置いてエラー表示を未然に防いでいます。人件費増となる専任スタッフですが、セルフレジ改良にもかかわったり、シニア客への気配りなどでパート・アルバイトの良きリーダーとなったり…と、思わぬ効用をもたらしています。(参考資料:2007919 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 4日 (木)

セルフレジ活用の3原則 ② 目立つが勝ち

HAT神戸店 は、一番混む有人レジに並んでいる人からよく見える位置に、セルフレジを配置しました。

利用客が最後に辿り着く売場である総菜・弁当売場に近い場所のレジが混むことを配慮した結果、こうなったのです。また、この配置には、後ろの人を待たせるのを恥ずかしいと思う人に対して、セルフレジの操作の実演を見せることで、恐怖心を取り除くという意味もあります。

こうした独自の施策が実り、セルフレジ稼働率は20%近くにまで達しています。

(参考資料:2007919 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年10月 3日 (水)

セルフレジ活用の3原則 ① 子供を味方に

ヨークニマルベル大槻店 では、セルフレジが子供に親しみやすいような工夫を凝らしています。

①レジに動物キャラクターをあしらい「うさぎのペコちゃん」といった愛称をつけた

85センチと高い位置にあるスキャナーを使い易いように専用の踏み台を用意した

セルフレジをゲームコーナーの真ん中に設置して、遊んでいる子供の関心を引くようにした

来店客の35%がニューファミリー層ということで、子供連れに狙いを絞った戦略を展開し、結果として稼働率が大幅に高まりました。ただ、子供が遊び感覚でスキャンをするため、かえって時間がかかり、レジ待ち時間短縮に逆行するという事態も起きています。

(参考資料:2007919 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 7日 (金)

駅ナカの実情 ③

エキュートやグランスタで、家主と各店舗を結びつける契約は、借家契約、金銭消費貸借契約ではなく、商業施設では珍しい消化仕入れ契約です。

この契約だと、店舗の入れ替えをしたい時は、取引を打ち切るだけでよく、面倒な手続は不要です。ただし、あまりに不安定すぎるので、エキュートでは、少なくとも1年は継続するルールとしています。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 6日 (木)

駅ナカ成功のカギ ② わかりやすさ

駅ナカ商売のカギは、“スピード”、“わかりやすさ”、“変化”…の3つと言われています。

『福助』は、エキュート大宮の開店当初、利便性を重視した品揃え(主力の靴下に加えて文具セットも取り扱った)をしていました。ところが、開店当初、坪当たり90万円あった月商が、半年後に75万円にまで下がってしまいました。これは「何の店かわかりにくい」という利用者の声が反映されていたのです。

そこで、レッグウェアの専門店と明確に打ち出し、その結果、現在では月商115万円にまで上昇しています。

(参考資料:2007831 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 5日 (水)

駅ナカ成功のカギ ① スピード&変化

エキュート大宮のコンサルティングをする樋口武久氏は駅ナカ商売のカギとして3つを挙げます。それは、“スピード”、“わかりやすさ”、“変化”…です。

東京駅の駅ナカ「グランスタ」に出店が決った『ラ・テール洋菓子店』は、スピード感を打ち出すための武器として、包装箱を組みやすいものに設計変更しています。また、変化を出すために、栗や金柑、柚子などの旬の果実を材料に使うことにしています。

この新店舗『テラ・セゾン』は、15㎡と本店の1/4以下の面積ですが、坪当たりの年間売上高は5500万円強と7倍程度を見込んでいます。

(参考資料:2007831 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 4日 (火)

駅ナカの実情 ②

周辺の土地に比べ1/3で評価されていた固定資産税ですが、2007年度課税分から、駅施設の床面積に店舗が占める比率が20%なら、その20%分を周辺の宅地並みで評価する方法へと改められます。この結果、東京23区では課税強化される駅が80前後になる見込みで、1020億の税増収となるもようです。

ただ、道路の下は固定資産税がかからないため、『エチカ表参道』は固定資産税の課税対象外となります。

(参考資料:2007831 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年9月 3日 (月)

駅ナカの実情 ①

デパ地下で人気の総菜の製造・販売店『RF1』の駅ナカ店舗の実像は、ざっと下記のような感じです。

①客数は平均店舗の2倍以上

②客単価は全店平均の5060

③包装費関連のコストがかかる

  販売効率を上げるため、小分けパックを増やさざるを得ない

人件費がかさむ

  営業時間がデパ地下より45時間長い

⑤利益率は全店平均に達しない

(参考資料:2007831 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年8月24日 (金)

百貨店 店舗力の差が鮮明に

日経MJの2006年度百貨店調査によると、百貨店売上高は既存店比較で前年度比0.5%減と2年ぶりにマイナスとなりました。

サービスを中心個人消費は上向きつつありますが、物販中心の百貨店は厳しい状況が続いています。大手では経営統合の動きが本格化していますが、再編企業の店舗別売上高の増減を見ると、明暗が鮮明になっています。一つの例として、伊勢丹と三越を見てみると、伊勢丹は松戸店を除いた店舗で増収を実現していますが、三越は14店舗のうち増収は2店舗にとどまっています。

(参考資料:2007815 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年6月 4日 (月)

どっこい頑張る地場百貨店

地方にある地場百貨店は青色吐息状態と思われがちですが、実は地方百貨店の検討が目立っています。確かに売上は下落していますが、その下落率は都心型よりも緩やかなのです。

反対に、苦戦気味なのは、近隣に巨大な商業施設の誕生が相次ぐ都市型百貨店の方なのです。

地元の生活者は、地場百貨店を「さん」付けして呼ぶことが多いと言われます。これは、地域の顔として永年にわたり街を見守ってくれたという信頼感からくるものです。

果たして消費者は、都市型百貨店にこの地場並みの愛着を持っているのか?…疑問でなりません。

(参考資料:200764 日経産業新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年5月 7日 (月)

目標は“現代の御用聞き”

大手卸の伊藤忠食品はスーパーのネット通販を支援しています。

仕組みはこうです。

①会員となったお客さんが買い物をしたいスーパーのサイト経由で商品を注文します。②伊藤忠食品の子会社『グレースコーポレーション』に注文情報が入ります。③スタッフがお客さんの代わりに店に出向いて買い物をします。④お客さんの自宅に代金引換で商品を届けます。

小売店としては、少ないコスト(月15万円のシステム利用料+1600円の手数料)と労力でネット通販ができるというメリットがあります。伊藤忠食品としては、このネット通販を現代版御用聞きに育てることを目標としています。(参考資料:2007423 日経MJ)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2007年4月27日 (金)

未来のスーパーが見えた

千葉県八千代市にある『ジャスコ八千緑ヶ丘店』で、無線ICタグを使った実験が始まっています。買い物カートの画面に、近くに陳列されている商品のCMが流れ、読み取り機を棚にかざすと、その商品の使い方やレシピ、アレルギー物質などの含有成分が表示されます。また、タッチパネル操作で欲しい商品の場所やチラシの内容を確認できます。

この無線ICタグを活用した未来型のスーパーが実現するのは、そんな遠い将来の話ではないでしょうね。

(参考資料:200727 フジサンケイビジネスアイ)

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2007年4月19日 (木)

駅ナカ 成功の秘訣 ①

東京メトロの駅ナカ『エチカ表参道』は、JR東日本のエキュートとは違ったコンセプトで利用客のニーズを掴み、成功を収めています。

その成功の要因は、徹底的に「お一人様の利用」にこだわり、出店を希望する400社を慎重に絞り込んだことなんだそうです。

(参考資料:200745